2012年10月18日

塗り:反射光でレベルアップ!

色を塗る前に、ここを押さえればイラストの表現力がぐんとUPする是非覚えておきたいポイントがあります。


それは反射光を使う事。


124.jpg

同じような2つの球があります。

左のイラストでも球に見えますが、より立体感や空気感を感じられるのは右側の球になります。

125.jpg

左上の光源(太陽や蛍光灯など)から発せられる光(直接光)を受けて、球には(shade)と(shadow)が生まれます。


(shade)は光によって物体そのものに出来る陰影の事。

(shadow)は光が物体に遮られて地面などに出来る黒い部分の事。


ここで押さえておきたいのが(shade)部分を照らす反射光になります。

126.jpg

上から照らされて、下にいくにつれ陰が段々と暗くなるはずなのに、途中でぼんやり明るくなっている。

これが反射光の当たっている部分です。



反射光とは物体に直接当たらずに、大気中の塵や水蒸気、壁や地面などに当たって反射し、間接的に物体を照らす光の事です。

私達の身の周りのほぼ全ての物には反射光が当たっています。

大気も何もない宇宙空間に浮かんでいる月の場合、片側を太陽に照らされても他にその光を反射するモノがないので、光が当たっていない側は真っ黒になっています。


また反射光反射した物体の色も映し出すので、青い面に置かれたイラストの反射光みを帯びていて、球もくなっています。



陰を照らし、反射したものの色を反映する光、反射光

反射光を描く事で存在感や立体感などリアルな説得力が生まれ、イラストがより魅力的になります。

影の中の薄明かりなので、鏡のようなよほどテカテカした材質でない限り暗めです。

127.jpg

上図で一番暗く見えるのは左上光源から一番遠い場所ではなく、光源からの直接光反射光に挟まれた枠の部分になります。

また明かりの隣の陰はより暗く見えるので、その部分に濃い色のラインがあるように見えます。

このラインを使った陰の表現はイラストでもよく使うので覚えておきましょう。





光と影、そして反射光の関係を分かりやすく紹介してある動画があったので紹介します。





リアルよりリアリティ」と、動画の作者きぃら〜☆さんがおっしゃってますが、まさにその通り。

全てを現実に忠実に描くのではなく、見栄えがよくなるように効果的な嘘をつく事がイラストを描く上で上手く見せるポイントだったりします。


posted by うろ at 00:00 | Comment(0) | 流行の絵柄で描く(2012) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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