2012年10月22日

【流行】塗り:今流行りの塗り方は?

使用ソフトやブラシによって塗り方は変わりますが、最近のイラストの塗り傾向を分かりやすくする為に「シャツのシワ」を4つの塗り方で塗ってみました。

128.jpg

@Cまででどの塗り方が今風だと思いますか?



個性としての話なら正解はありませんが、最近よく見かける塗り方はBCになります。

それぞれの塗りを詳しく見ていきます。



@エアブラシ

129.jpg

PCで絵を描き始めたばかりの初心者さんにこのような塗りが多いです。

PCならではのお手軽エアブラシ塗りに喜ぶも、ツールが上手く扱えず大雑把な塗りに。

薄く柔らかく塗りたいけれどどうすればいいか分からず、とりあえずブラシ濃度(強さ)を下げて塗った為、ムラになってしまっています。

はじめに大きくベタ塗りをし要らない部分を消しゴムで消せばいい細かいところも、ブラシサイズを小さくして無理に塗ろうとし、またブラシ濃度も低い為濃くしようと何度も何度も塗っているうちにムラが大変な事になるパターンです。

昔の私です!(´`;



A旧・アニメ塗り

130.jpg

ベースカラーと影の色がパキッと分かれているアニメ塗り

基本ベタ塗りなので初心者でもそれなりの見栄えのイラストにする事が出来ます。

前回記事(塗り:反射光でレベルアップ!)で紹介した反射光や光と影の変わり目に出来る濃いラインも反映されていますが、このイラストの場合やや古い印象を受けます。

現在のアニメの主流は全体的に薄く明るく軽い画面ですが、10年前のアニメ濃い色遣いで重たく派手な画面が多く、このイラストは後者を彷彿とさせるからです。

このイラストの場合、影の色が派手で、更に濃いラインも太く主張が強過ぎる為、最近の絵柄には見えません。



B水彩筆&水彩境界

131.jpg

SAI水彩筆水彩境界を使用した塗り。

アニメ塗りでもギャルゲ塗りでもなく、アナログのような筆のあとをわざと残し、それを味とする塗り方です。

基本的にマーカーなどでベタ塗り→で色を延ばしたり混色したりして調子を付けていきます。

CG臭くなり過ぎず、どことなくスタイリッシュな印象も受けるので、男の子やクールな雰囲気の画面を描くのに向いています。

SAI水彩境界を使用することで濃いラインを描かずとも、似たようなエッジが出る効果を一瞬で得る事が出来ます。



Cギャルゲ塗り&グラデーション

132.jpg

基本アニメ塗りで、必要な部分をなめらかにぼかす塗り方をギャルゲ塗りと呼びます。

どちらかというとシンプルな塗りで、加工やエフェクトと相性が良く、画面が映えます。

その名の通りギャルゲーやラノベの表紙に多い塗りで、女の子のなめらかな肌や髪の毛を描くのに最適です。

今回はそれ+全体に薄いグラデーションをかけ、軽く変化を出しています。

影にもなめらかなグラデーションを多用する事で透明感や鮮やかさを演出し、とても見栄えは良くなりますが、個性的な絵柄や色遣いがないと没個性になりやすい塗り方とも言えます。





どれが正解というのはないので、自分の絵柄にあった、好きな塗り方を試してみてください。

ちなみに私はアニメ塗りリアルになりきれないリアル塗りが多いです(´`;


上のイラストは塗りだけにスポットを当てて説明しましたが、実際には線画に色トレスをほどこしたり、更に全体に加工を加えたりして、より一層今風にする方法があります。

その方法もあとに紹介していきますが、今回はここまで!


posted by うろ at 00:00 | Comment(1) | 流行の絵柄で描く(2012) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして♪
ずっと拝見していますが
いつもとっても丁寧な記事で
ものすごくためになっています!
今回の塗りの違いも、併記されているので
すごくよくわかりました。
まさに自分は@のエアブラシ塗りで・・笑っちゃいました〜(^□^
今、塗りの説明をしてくださっているので
ぜひどうにか身につけたいと思います!
これからの記事もますます楽しみにしています♪
Posted by chum at 2012年10月27日 22:05
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。