2012年10月23日

下塗りメイキング(共通)

はっきりと線画を描かなかったり、ほぼ1枚のレイヤーで仕上げる厚塗りの場合は別ですが、前回(【流行】塗り:今流行りの塗り方は?)で紹介した塗り方は全て「下塗り」をしています。

下塗りは塗りの基盤となり、きちんとやったかどうかで見栄えや効率が変わってくるので丁寧にやりましょう。

また下塗りをやりやすくする為に線画も綺麗に仕上げましょう。
(線画が閉じていなかったり、主線が定まっておらず何本も線が引いてあると、下塗り範囲を自動選択で選び辛くなるため。)



SAIを使った下塗りのやり方を説明します。





塗る範囲を選択してみよう


133.jpg


色トレス前の例の線画です。


134.jpg

SAIのツールパレットにある「自動選択」ツール線画の塗りたい部分(今回は肌部分)をクリックします、が。

135.jpg
(クリック拡大可能)

色トレスをしやすいようにパーツごとに線画レイヤーを分けて作っていると、線画が閉じていない状態なのでほぼ画面全体を選択してしまいました。


こうならない為には

136.jpg
(クリック拡大可能)

線画をまとめた線画フォルダを選んでから、塗りたい部分を自動選択ツールでクリックしましょう。


もしくは、

137.jpg

線画フォルダを選び、その上の項目「領域検出元に指定」にチェックを入れれば、別のレイヤーを選んでいる状態でも線画フォルダから選択範囲を検出するようになります。


選択を解除せずに、続けて同じ色で下塗りする肌の部分を自動選択ツールでクリック、クリック。

この段階では細かい部分を気にせず、ざっと選んでいって構いません。



肌の部分を大体選んだら、選びきれなかった細かいところを追加で選択していきます。

140.jpg

ツールパレットの中から「選択ペン」を選び、自動選択で選択しきれなかった部分を塗り潰していきます。

138.jpg

色レイヤーの順番

前髪  ↑上
   

後ろ髪 ↓下


と重ねるので、下のレイヤーの色ははみ出して塗って構いません。

はみ出して塗った方が線画と塗りの隙間が出来にくく、とくにオデコと前髪部分は頭皮を意識して肌色をはみ出して塗るのを推奨。

139.jpg

上に何も色レイヤーがこない部分にはみ出してしまった場合、ツールパレットの「選択消し」を選び、消しゴムで消すようにはみ出した部分を削れば大丈夫です。

141.jpg

肌部分を全て選択し終わったら、色塗り用の「肌レイヤー」を選択してバケツで肌色をザバーッと流し込んで肌部分の下塗り完成





細かい部分の修正


肌部分の選択→バケツで塗り潰し」の同じ要領で後ろ髪前髪も塗り潰します。

142.jpg

しかしあまりに細かすぎて自動選択選択ペンで綺麗に選びきれなかった髪の毛先などは、塗り潰した後に消しゴムで整えていきます

色によってはこのままだと見えづらいので、

143.jpg

一番下に新規レイヤーを作成し、はみ出しが見やすい色を使い一面バケツで塗り潰し

白画面が眩しいので、私は最初から一番下に塗り潰したレイヤーを置いています(大体目に良さそうな緑)。

144.jpg

見やすくなったところで、毛先の流れに沿って消しゴムでサッサッと尖らせていき、細かい部分の修正完了。



145.jpg

必要に応じて白目や顔のパーツも下塗りし、下塗り完成



これで色塗りの基盤が出来ました。

細かい作業になりますが、頑張って丁寧に仕上げましょう!



塗り:影付けメイキング(アニメ塗り)


posted by うろ at 00:00 | Comment(0) | 流行の絵柄で描く(2012) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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