2012年11月28日

「Variation」形を変えてみよう

引き続き無料フラクタル生成ソフト「Apophysis 7x」について。



Apophysis 7x起動すると左側に面白いフラクタル画像がランダムでたくさん出てきます。

しかしその中に気に入る画像がなかった場合、


260.jpg


上部メニューの「Editor」をクリックし、


259.jpg


三角形の「Transform(トランスフォーム)」を動かしてみたり、大きさを変えたり、回してみたり、増やしてみたり・・・、直接「Variations(バリエーション)」の数値をいじっても形を形を変えられますが、正直どこをどうしたらどうなるのかさっぱりだと思います。

そこで基本的な部分はランダムに任せて、自分は微調整orノータッチ簡単に素敵な画像を作る方法を見てみましょう。





方法1:Variationの数値だけ変えてみる


Variationとはフラクタル画像を生成する際の基本的な模様の設定です。

デフォルトでもたくさんのVariationが入っていますが、他にも様々なプラグインが公開されています。


261.jpg


さて、この画像に使用されているVariationは、

spherical:0.0438014
fan2:0.956199


という2つのVariationsになります。

数値を見るとfan2というVariationsの影響が大分強いですね。


263.jpg


そこで上部メニュー「Variation」→「Random F11」もしくはキーボードの「F11」を押すと、


262.jpg


一瞬で全く違う画像になりました。

Variations数値は、

spherical:0.623215
fan2:0.376785


に変わりました。


Random F11を使うと、現在使用されているVariationsの数値だけがランダムで変更されます。

Transformの形を変えず、Variationsの数値だけを変えたパターンをすぐ見る事が出来ます。





方法2:Built-inで他のVariationを適用してみる


264.jpg


これはランダムで作られた画像です。

の2つのTransform(三角形)にVariationspherical」と「foci」が使用されています。


この画像のVariationタイプを変えてみましょう。


265.jpg


上部メニューの「Variation」→「Built-in」を選択し、ずらっと並んだ項目の中から好きなものを選べばその効果が適用されます。

別途DLしてきたVariationがある場合は「Plugins」から選べます。


266.jpg

Variation → Disc


267.jpg

Variation → Cylinder


268.jpg

Variation → Rectangles


269.jpg

Variation → Bwraps



これらの基本となるTransform(三角形)は大きさも形も最初の画像と全く同じです。

Built-inでは選んだVariationだけが適用され、全く違った見た目になるので面白いですね。



オススメのVariation

Linear ・・・ 線形
Spherical ・・・ 円形
Rings2 ・・・ リング状
Fan2 ・・・ 扇状
julian ・・・ ジュリア集合(大体円形)
julia3D ・・・ ジュリア集合(3D版julian)
julia3Dz ・・・ ジュリア集合(ダイナミック)
blur_pixelize ・・・ グリッド模様
rectangles ・・・長方形
foci ・・・ 病巣(ぼやぼや)


270.jpg


上の画像はjulianjulia3Dで生成されたものです。

模様らしい模様が生成されやすいジュリア系や、宇宙のような画像が生成されるSphericalfociはイラストの背景素材として使いやすいです。


宇宙画像の作り方はコチラのサイトで詳しく解説されています↓
MUZU fractal」 − Apophysisで宇宙っぽい結果が出やすくなるランダム設定



また、上部メニュー「Settings...」→「Random」タブを選び、「Type」と「Order」を設定するとより模様らしい模様が生成されます。


277.jpg


Type

None・・・デフォルト設定、完全ランダム
Bilateral・・・左右対称
Rotational・・・回転、円形になる
Dihedral・・・二面角


Order

Type」が「Rotational」と「Dihedral」の時に選択可能。
ポイントの数が変化する。
3で三角形、5で五角形のような形になる。





方法3:左側のランダム画像を一新する


面白そうなVariationを見つけても、1個1個効果を適用して見た目を確認するのは面倒だと思います。

そこで左側にサムネイル表示されているランダム生成画像Variation指定して一新してみましょう。


271.jpg


上部メニューの指差しアイコン「Settings...」をクリックし、「Variations」タブを選びます。

ランダム画像を見たいVariationにチェックを入れ、「OK」を押します。


ちなみに右上の「Set all」を押すと全てにチェックが付き、「Clear all」を押すと全てのチェックが外れます。

全てを選択してランダム生成した場合色々な組み合わせの面白い画像が見られますが、少々処理が重くなります。

272.jpg

見たいVariationにチェックを入れたら上部メニューの「File」をクリックし、Random batchを選んでクリック。

これでチェックを入れたVariationのランダム画像が左側にずらっと生成されます。





方法4:見ながら変化させる


いくつかのサムネイルを見ながら、好みの形へじわじわ変化させる方法もあります。


273.jpg


ランダム生成されたこちらの画像を変化させていきます。


274.jpg


上部メニューの4つの四角が並んだアイコン「Mutation」をクリックし、Mutationウインドウを開きます。


真ん中が現在の画像で、それ以外の画像をクリックするとTransformの数や形が変化します。

Speed」は変化度合いで、数値を大きくするほど一気に画像が変わります。

Trend」で別のVariationを選択すると、徐々にそのVariationの効果が加わって形が変わっていきます。


275.jpg
276.jpg

linearランダム生成 → Trendで「spiral」を選択 


見ながら変化を加えられるので分かりやすいです。





最初のうちは【方法3:左側のランダム画像を一新する】が一度にたくさんのランダム生成画像を見れて良いと思います。

慣れてきたら一番最初に説明した「Editor」の「Transform」をいじってみても面白いですね。


posted by うろ at 00:00 | Comment(0) | お絵描きソフトの使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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