Ver.1.2.0-Beta.4 DLページ → http://www.systemax.jp/ja/sai/devdept.html
■更新内容
2012-12-03 Ver.1.2.0-Beta.4
*** Windows 8での動作検証を完了、結論としてWindows 8は非推奨とします ***
Windows 8からデスクトップのベーシックモードとクラシックモードが廃止されたため(Aeroと同様の仕組みのモードのみとなった)、プログラムによる画面描画の遅延が回避不可能な仕様となりました。結果としてブラシ筆跡の遅れが常に発生してSAI本来の応答性が大きく損なわれた形でしか使用できないため、Windows 8を非推奨とした次第です。
・Windows 8のマルチディスプレイ環境でサブディスプレイ上でウィンドウを最大化した時にタスクバーが隠れてしまう問題を修正
・タブレットのディスプレイへのマッピング範囲をタブレットドライバから取得するよう変更
(ワコムの古いドライバへのバグ対策を取り止めた)
・エディットボックスのIME入力でEnter以外で確定した時に変換中文字の表示位置が動かない問題を修正
・ファイルのドラッグ&ドロップで拡張子が".jpeg"となっているファイルを開けない問題を修正
・ファイルビューアでフォルダのショートカットをダブルクリックしてもリンク先を開けない問題を修正
・Windows XP以前のネットワークプレースの最上位フォルダへの保存ができない問題を修正
・その他細かい調整
基本的な使用感はBeta.3と変わらず。
Ver.1.1(製品版)とVer.1.2 Beta.3の比較記事はコチラ → 「人気No.1お絵描きソフトは! SAI Ver.1.2テスト」
Win8が非推奨とありますが、動かないわけではありません。
ただWin8ではオシャレなデスクトップ描写システム「Aero」を切ることが不可能になったため、低スペックでも気持ちよくスラスラ絵を描けることを追求したSAIにとっては気になる点だということです。
SAI以外のアプリもAeroの影響を受けパフォーマンスが低下する場合があります。
VistaやWin7にもAeroは搭載されており、AeroをONにした状態で描画の遅延が気にならないようであれば上記の問題については大丈夫かと。(並のスペックがあるなら動作はする)
Aeroについて → 「お絵描き向けのパソコン選び−Bパソコン選びのポイント(OS編) → 【Windows 7のAero(オシャレ機能)を無効にする】」
ビジネス用途やタブレット向けにPCが進化して行くのは時代の流れといえばそれまでですが、お絵描き用途として使う者にはあまり嬉しい流れじゃありませんね(;;
Ver.1.2の開発が止まらないことを祈るばかりです。
タグ:お絵描きソフトの使い方 SAI