2013年03月11日

お絵描き用パソコンのパーツの選び方、おすすめ構成・スペック

先日、「お絵描き用BTOパソコンのスペック・構成のご相談」をメールで頂きました。

最近のパソコンは全体的にスペックが上がっているので、趣味のイラストを描く程度ならそこそこ安いパソコンでもいけると思いますが、パソコンの性能に詳しくなければパーツの名前なんて見ても何が何やらですよね。

そういや私も最初はそうでした(´`;

そこである程度のパーツの選び方、オススメ構成・スペックを書こうと思います。


前半具体的な構成案

後半各パーツの説明&オススメパーツの説明です。

※前半の「構成案」は随時更新中。
後半の「オススメパーツ」は情報が古い場合があります。


2017/03/07更新

報告:Windows10について
現在の私の作業環境は「Windows10」と「Cintiq Comapnion Hybrid」を液タブとして使用。
ソフトは「CLIP STUDIO EX」と「Photoshop」ですが、問題なく動作しています。


自分に合ったパソコンを選ぶ参考になれば幸いです。





おすすめモデル




安価で十分な性能!Web上で公開する2Dイラストを描きたい!
AeroStream RM5J-B91/T2



[カスタム内容]
(使用ソフト、ペンタブ共にWin10対応ならWin10のままでOK。)
【Windows10】お絵描きソフトの対応状況一覧(8月6日時点)

商品単価 68,904円
梱包発送料小計 2,160円

合計お見積り金額 71,064円


内臓グラフィックスはIntelR HD Graphics 630、CPU4コアで、Web上で公開する2Dイラストを描くだけなら十分な性能。
はじめてPCで絵を描く場合は最低限のこのモデルから始めるのもいい。
延長保証をつければ壊れても3年間は無償で修理してもらえるので、PC初心者には延長保証を強くオススメする。

キーボードとマウスは標準構成に入っていない。
必要なら一番安いものでOK。最寄の電気屋さんやamazonで買うのもアリ。





3D性能強化で重量級ソフトも安心。安定したイラスト制作環境を。
GZ2400Z97(サイコム)



[カスタム内容]
CPU → Intel Core i5-4690 [3.50GHz/4Core/HD4600/TDP84W] 69,250円)
メモリ → 16GB DDR3 SDRAM PC-12800 (+9,110円)
ビデオカード → GeForce GTX1050 2GB [DVI*1/HDMI/DisplayPort]★新入荷 (+14,960円)
OS → Microsoft(R) Windows10 Home (64bit) DSP版 (+17,240円)

商品単価 110,560円
梱包発送料小計 1,500円

合計お見積り金額 112,060円


延長保証をつけるなら+5,520円
CLIP STUDIO PAINTPhotoshopなどパワーが必要なソフトの安定動作が可能、大きなイラストも余裕を持って描くことが出来る。
新発売のGeForce GTX 1050はミドルクラスにして高性能、3Dゲームプレイも問題なし。
Webに載せるイラストメインで、印刷用などの大きなイラストを作成しないのであればメモリは8GBでも大丈夫。

キーボードとマウスはついていないので、必要に応じて追加。





3D性能強化で重量級ソフトも安心。安定したイラスト制作環境を。
G-GEAR mini GI7J-C91/T



[カスタム内容]
CPU → Intel Core i5-7500 プロセッサー (+2,000円)
メモリ → 16GB (8GB x2枚) DDR4 SDRAM PC4-19200 (+6,000円)

商品単価 103,464円
梱包発送料小計 2,160円

合計お見積り金額 105,624円


イラスト制作に必要な性能を十分に備えているモデル。
重量級ペイントソフトを使いつつWeb上で公開するイラストメインで、印刷物など大きなイラストを制作しないのであれば、メモリは8GBに下げてもOK。
こちらも新発売のNVIDIA GeForce GTX 1050を標準搭載。
壊れた時に自力で直す自信がなければ延長保証を忘れずに。





全てを快適に。
GZ2600Z270(サイコム)



[カスタム内容]
CPU → Intel Core i7-7700 [3.60GHz/4Core/HT/HD630/TDP65W] (+93,300円)
CPU-FAN → Scythe 白虎[SCBYK-100I] [空冷/CPUファン] (+2,920円)
マザーボード → ASUS PRIME H270-PRO [Intel H270chipset] (−3,540円)
メモリ → 16GB DDR3 SDRAM PC-12800 (+11,500円)
HDD/SDD → SanDisk (Ultra II) SDSSDHII-240G-J26C [SSD 240GB] (+5,850円)
増設 HDD / SSD2 → TOSHIBA DT01ACA100 [1TB 7200rpm 32MB] (+6,660円)
ビデオカード → GeForce GTX1060 6GB [DVI/HDMI/DisplayPort*3] (+34,370円)
ケース → 【黒】CoolerMaster CM690III (+6,030円)
電源 → Seasonic SSR-650RMS [650W/80PLUS Gold]  (+8,880円)
OS → Microsoft(R) Windows10 Home (64bit) DSP版 (+17,240円)

商品単価 183,210円
梱包発送料小計 1,500円

合計お見積り金額 184,710円


高性能CPUとSSDでストレスフリーを目指した高速構成。
通信速度の速いSSDにOSや頻繁にアクセスする主要ソフトを入れ、HDDにその他のソフトや動画・画像などのデータを入れるのが一般的な使い方。
SSDの容量は余裕を持って240GBを選択しているが、OSしか入れないのであれば120GBでも大丈夫。
ビデオカードはお手頃価格で大概の3Dゲームを高画質でプレイ可能なGTX1060




全てを快適に。
G-GEAR neo GX7J-A91/ZT



[カスタム内容]
オプションCPUクーラー → EVER COOL製 ヒートパイプ式CPUクーラー (+4,000円)
メモリ → 16GB (8GB x2枚) DDR4 SDRAM PC4-17000 (+7,000円)
電源ユニット → 【80PLUS GOLD認証】 Seasonic製 SSR-650RMS (定格650W)  (+5,500円)

商品単価 168,804円
梱包発送料小計 2,160円

合計お見積り金額 170,964円


基本構成から冷却性能の高いケース「CM 690 III」と240GBのSSDを搭載した優秀なモデル。
基本構成の「GeForce GTX 1060」は一世代前のハイエンドGPUと同等の性能を持ち、スペックを要求する3DCGゲームも快適にプレイすることができる。
そこまで3Dゲーム重視でないのならグラフィック機能を「GTX 1050」に下げてもOK。
ゲーム・動画・イラスト制作と全てにおいてストレスなく快適に動作するオススメの1台。





これ1つでどこにいても絵が描ける!【最新】一体型タブレットの最高峰!
MobileStudio Proシリーズ



液晶ペンタブレットタブレットPCが一つになったwacom製品の最新版。
液晶はIPSの13.3型、WQHD(2560 x 1440ドット)の高解像度。
AdobeRGBカバー率は96%と広色域。
筆圧レベルは驚異の8192(※対応ソフトの場合のみ。管理人は2048でも十分と感じる。)、傾き検出±60を備え、タブレットとしても高性能。
OSはWindows 10、OSに対応しているPC用お絵描きソフトなら問題なく動かすことができる。
PC本体もモニターもペンタブレットも全てがこれ1つでまかなえ、ノートPCのように持ち運びできる優れもの。
ハイスペックPCを1台買う以上のお値段だが、仕事用として持ち運びしたい人には一考の価値あり。
最安機種はSSD容量もメモリも心許ないのでおすすめしない。何不自由なく使いたいのであれば最上位機種になるがお値段は張る。
PCに繋げれば液晶ペンタブレットとして使用可能。
Pro16」は3D制作に特化したQuadroグラフィックスで、4K対応のUHD(3840 x 2160ドット)、15.6型。





これ1つでどこにいても絵が描ける!Windows8.1OS搭載タブレット
Cintiq Companionシリーズ



液晶ペンタブレットタブレットPCが一つになったwacom製品。
液晶はIPSの13.3型、1920×1080フルHD解像度。
Cintiq Companion 2」はWQHD(2560 x 1440ドット)の高解像度。
AdobeRGBカバー率は75%。
筆圧レベル2048、傾き検出±60を備え、タブレットとしても高性能。
OSはWindows8.1なので、OSに対応しているPC用お絵描きソフトなら問題なく動かすことができる。(「Hybrid」はAndroid OS)
PC本体もモニターもペンタブレットも全てがこれ1つでまかなえ、ノートPCのように持ち運びできる優れもの。
ハイスペックPCを1台買うようなお値段だが、お絵描きとネットに使用する(ゲームはしない)人や持ち運びしたい人には一考の価値あり。これ1台で仕事をしているプロもいる。
メモリは大きな印刷物をカラーで描くのでない限りはOK。
Hybrid」と「Cintiq Companion 2」はPCに繋げれば液晶ペンタブレットCintiqとして使用可能。
ペンが遅い場合は電源設定を「ハイパフォーマンス」に変更を。





Androidモデル
Cintiq Companion Hybrid(16GB/32GB)(wacom)



[基本仕様]
OS: Android4.2
CPU: Nvidia Tegra 4 クワッドコア(1.9GHz)
グラフィックス・アクセラレータ: Nvidia GPU 72 グラフィックスコア
メインメモリ(RAM): 2GB DDR3
フラッシュメモリ: SSD 16GB


液晶ペンタブレットAndroidタブレット機能が一つになったwacom限定販売商品。
こちらの製品の方が安いが、AndroidなのでPC用のお絵描きソフト(SAI、CLIP STUDIO PAINT、Photoshopなど)は使えない。
プリインストールされているWacom Creative CanvasなどのAndroidソフトでイラスト制作は可能。
PSD形式で書き出したデータをPCに持っていってPhotoShopなどで続きを制作することはできる。
PCに繋げれば液晶ペンタブレットCintiqとして使用可能。
フラッシュメモリが32GBのCintiq Companion Hybrid(32GB)も存在する。





BTOショップは初心者向けに分かりやすさとサポートの良さを重視して選びました。
価格は世界情勢や円安・円高、新作パーツ発売による型落ちなどで変わることがあります。

[ その他 − BTOパソコンショップ紹介 ]








パーツの説明&オススメパーツ



OS (WindowsXPや7など)


オススメ★ → 「Windows7 Home Premium (64bit)


PCOSのシェアの大多数を占めるWindows
Windowsのみサポートするソフトも多いため、BTOで選べるOSはWindowsだけの場合がほとんど。

Windows10の使用感は従来のデスクトップ用Windowsで使いやすいが、自分が使っているソフトや周辺機器がWindows10に対応しているか確認してから選択しよう。

!.gif 使用予定のソフトがWindows8に対応していればWindows8も可。
!.gif 32bitOSはメモリを3Gまでしか認識出来ないため、レイヤーを増やしてメモリを大量に使うイラスト制作の場合は64bitを推奨。

down2.gif 値下げチェックポイント:メモリを16G以上積まない一般ユーザーは一番安い「Home Premium」で充分。
16G以上のメモリを積む場合や、会社のドメインネットワークに参加したい場合は「Professional」か「Ultimate」を選ぶこと。





CPU (Intel i7-3770など)


オススメ★ → 「i5-4460/i5-4690/i7-4790


クアッドコア(4コア)↑推奨。
コア数が増えると同時に様々なソフトを使う時に作業が重くなりにくい。


第3世代CPU「Ivy Bridge」では、

i3-3225/i5-3570K/i7-3770/i7-3770K(右に行くほど高性能)

これらは全て内蔵グラフィックス(オンボード)機能「HD Graphics 4000」を備えている。

!.gif i3-32252コアになるので性能は劣るが、予算を抑えたい場合はHD4000搭載の選択肢としてアリ。


最新第4世代CPU「Haswell Refresh」では、

i5-4460/i5-4590/i5-4690/i7-4790(右に行くほど高性能)

!.gif 第3世代「Ivy(i7-3770など)」に比べ、第4世代「Haswell」のベンチスコアは10%ほど向上しているが、「Sandy」や「Ivy」ユーザーからすれば劇的な変化は望めない。
しかし「Haswell」の内臓GPU「HD4600」は「HD4000」より大きく性能向上を遂げているため、ビデオカードを載せないオンボード構成を考えている場合は「Haswell」がオススメ



3Dゲームや3DCG制作をやらずに、イラスト+ちょっとした3Dポーズ人形を動かす程度なら、グラフィックボード(ビデオカード)をつけずにオンボードで作業可能。

ちなみに「K」はオーバークロック可能モデル、「S」は省電力モデル、「T」は超省電力モデル。
性能は TS無印K となる。


オーバークロック(K)とは・・・安定動作のために設けられた定格をぶち破り、CPUを無理やりより高い周波数(より高い性能)で動作させること。


消費電力増加や発熱の問題、安定性の低下やメーカー保証対象外になることが多いため、初心者はオーバークロックしない方がいい。

オーバークロックをしない人はi7-3770Kではなくi7-3770でOK。
i5-3570Kを薦める理由はi5-3570Kの内臓グラフィックスがHD4000であるため。
i5-3570の内臓グラフィックスはHD2500で、HD4000と比べると2分の1程度のグラフィック性能しかない。
追加でビデオカードを載せるのであればCPU内蔵グラフィックスはHD2500でも問題ない。

CPU性能一覧 → CPU Benchmarks





ビデオカード (GeForce GT 640など)


用途別に最も選択肢が分かれるパーツ。
グラフィックボード、グラフィックカード、グラフィック機能、VGAなどとも呼ぶ。


@用途:イラスト制作(SAI、CLIP STUDIO PAINT)
HD Graphics 4600(スコア623)(オンボード)

A用途:イラスト制作(CLIP STUDIO PAINT、Photoshop)
GeForce GT 640(スコア1,297)以上

B用途:イラスト制作(最新Photoshop)+3DCG制作
Quadro 600、Quadro 2000

C用途:イラスト制作+最新3Dゲーム
GeForce GTX 650(スコア1,809)以上



@ イラスト制作(SAI、CLIP STUDIO PAINT)

2Dでの制作ならオンボードで問題ない。
CLIP STUDIO PAINTの3Dレイヤーを大量に使うならビデオカード追加の検討を。

HD Graphics 4600→オンボード。3Dゲームは軽いものなら可能。


A イラスト制作(CLIP STUDIO PAINT、Photoshop)

3D処理や、PhotoshopCS4以上のスムーズな動作を望むならビデオカードは必須。
またビデオカードはグラフィック専用のビデオメモリ(VRAM)を有しており、高速な画面表示を可能とする他、CPUの負荷軽減にも役に立つ。

GeForce GT 740→発熱が少なく消費電力も低い。最近の3Dゲームは低〜中画質なら可能。高負荷状態では厳しい。


B イラスト制作(最新Photoshop)+3DCG制作

3DCG制作をメインにやるのならビデオカードはOpenGLに最適化されたQuadroを選択すること。
DirectXに最適化されたゲーム用のGeForceでは例え上位モデルを使用したとしても処理落ちが発生するが、Quadroであれば安定した描画が可能。
ゲームプレイはオススメしない。

Quadro600→消費電力が低く安定感抜群、価格も他のQuadroと比べるとお手頃で初心者オススメ。
Quadro2000→価格はQuadro600の2倍以上。更なるパフォーマンスを求めるプロ向け。

参考
NVIDIA Quadro 2000/600 オペレーションテスト
Nvidia Quadro 600 VS GeForce GTX560
Nvidia Quadro 600 VS Nvidia Quadro 2000


C イラスト制作+最新3Dゲーム

最新3Dゲームをプレイする予定なら高性能なビデオカードを積もう。
基本的に満足にゲームが出来るPCスペックがあれば一般的な用途やイラスト制作にも問題なく使える。

GeForce GTX 650(スコア1,836)→低消費電力で発熱も低め。最新3Dゲームも中画質程度なら問題なくプレイ可能。12,000〜13,000円前後。
GeForce GTX 750(スコア3,245)
GeForce GTX 750 Ti(スコア3,556)→小型で補助電源を必要としない。消費電力を抑えたモデル。高負荷時にはGTX660と変わらない熱を持つ。
GeForce GTX 660(スコア4,113)→性能に対して消費電力が低く、バランスも良い。高〜最高画質でプレイ可能。重量級ゲームをやるならGTX660以上が欲しいところ。23,000〜30,000円前後。
GeForce GTX 660 Ti(スコア4,686)→高性能でありながら消費電力、熱、騒音を抑えたモデル。メモリ周りが弱く、高解像度でのプレイは苦手。一般的な解像度1920×1080モニターを使用している人にオススメ。27,000〜40,000円前後。
(↓ここから本格的なゲーマー向けGPU↓)
GeForce GTX 760(スコア4,993)→GTX670の焼き直し的ポジション。高い性能と手頃な価格が魅力。消費電力や温度は高い。冷却重視ならリファレンスモデル以外を。27,000〜37,000円前後。
GeForce GTX 670(スコア5,380)→性能は申し分なく最高画質でのぬるぬるプレイが可能。価格を抑えた代償の高負荷時の熱と騒音が悩みどころ。35,000〜50,000円前後。
GeForce GTX 680(スコア5,711)→最高クラスのシングルGPU。ハイエンドにしては熱も消費電力も少なめ。45,000〜60,000円前後。
GeForce GTX 770(スコア6,203)→GTX680比で115%の性能UP。しかし消費電力は増大。温度も高いので夏場は注意が必要。42,000〜60,000円前後。
GeForce GTX 780(スコア8,029)→TAITANの下位モデル。性能はTAITAN比9割。78,000〜100,000円前後。
GeForce GTX TITAN(スコア7,994)→最強最速のシングル、ウルトラハイエンドGPU。性能は申し分ないが消費電力も価格も高い。120,000〜145,000円前後。


ビデオカード性能一覧 → Videocard Benchmarks


ビデオカードは高性能になればなるほど発熱し消費電力が上がるので、ビデオカードを追加する場合は冷却性能の良いケースやファン、充分な電源容量を確保出来ているか注意が必要。
PC内部の温度が上がるとPC故障の原因となる他、電源が足りていないと起動すら出来ない事も。





電源 (80PLUS BRONZE 500Wなど)


ショップによってはパーツ構成に対して力不足のものをセットにしていることもあり、注文時、または今後ビデオカードを増設する予定があればパワーに余裕のある電源を選びたい。

80PLUSとは・・・電源変換効率80%以上の基準を満たした電源。効率が高いとその分電気代が安くなり、発熱も抑えられるため静音・パーツの寿命増にも繋がる。
スタンダード(白) < BRONZE < SILVER < GOLD < PLATINUM


各ビデオカードの製品ページ(スペック)に「最小限必要な電力」が記載されているが、「最小限」なのでそれよりも余裕のある電源を推奨。

どのメーカー製が良いと一概には言えないが、メーカーや機種名を表示されていないものは品質が良くないこともあるので避けるのが無難。
品質が高いと評判なのは「Seasonic(紫蘇)」。





メモリ (4GB DDR3 PC-10600など)


4GB→最低ライン。ゲームプレイや、Photoshop、CLIP STUDIO PAINTなど重めのソフトでイラスト作成をするなら厳しい。
8GB→趣味のイラスト制作程度なら問題ないが、同時にアプリを複数起動するとなると重くなる可能性も。
16GB→大きなイラストも余裕を持って作業出来る。メモリが多くて損はないので予算が許すなら16GB推奨。

DDR3・・・メモリの規格。マザーボードの種類によってどのメモリを使えるかが決まっている。現在はDDR3を選んで問題ない。

DDR3-1600PC3-12800の数字・・・メモリとCPU間でデータをやり取りするスピード。数字が大きいほど速度が速く性能が良い。

!.gifメモリは8G×1枚?4G×2枚?

同じ規格・容量のメモリを2枚挿すことをデュアルチャンネルと呼ぶ。
デュアルチャンネルにするとデータの書き込み速度の向上が見込める。
しかし体感としてはあまり変わらないので必須ではない。

8G×1のメリット
・1枚構成なので4G×2枚よりも安く済む場合が多い。
・空きスロットがあるため、後からメモリ増設が可能。

4G×2枚のメリット
・データの転送速度が上がる。





HDD/SSD (HITACHI 500GBなど)


データを読み書きするパーツ。BTOのカスタム無し構成ではほぼHDD1台構成になっている。
製品の個体差によるところが大きいので、オススメメーカーは特に無し。
初期不良でなければカスタム無しの既存HDDで通常使用に問題は出ない。

!.gif 不安定なところにPCを設置して揺らしたり、雑に動かして衝撃を与えたりすると故障の原因になるので注意。
室温が低過ぎたり(10℃以下)高過ぎたり(30℃以上)、エアフローが悪くPC内部が高温になり過ぎるのも高負荷をかける原因。

容量は基本的に500GB1TB2TBから選べるが、通常使用の場合500GBすら使い切るのは難しい。
ただし高画質動画や画像を大量に保存する場合は別。1TBもすぐ埋まる。

128GB-SSDにOSをインストールし、追加の500GB(or1TB)-HDDにその他データを保存するのが堅実な構成ではあるが、HDD1台構成がダメというわけではない。
1台のHDDでパーティションを分ける方法もある。
予算の都合などでHDD1台構成にする場合は、消えたら困る大事なデータをCD、USBメモリ、外付けHDDなどに保存してバックアップを取っておこう。

SSDとは・・・HDDよりも高速で衝撃に強く、発熱が少ない記憶装置。
SSDにOSをインストールすればPC起動が速く快適になる。よく使うアプリケーションをインストールしておくのもいい。
しかし容量あたりの単価がまだまだ高く、予算がないのであればHDDでも問題ない。






マザーボード (ASUS P8Z77-Vなど)


全てのパーツの基盤となるパーツ。
オススメメーカー鉄板は「ASUS(ASUSTek)」、次いで「ASRock」、冷却性能の高い「MSI」。
発売したばかりの新作を選ぶと思いもよらない不具合に見舞われることがあるので、使用ユーザーの多い人気商品が安全ではある。
パーツとの相性問題もあるが、BTOの場合相性が悪いものは最初から選べないことが多いので、自作しないならあまり心配する必要はない。
オーバークロックやビデオカードの2枚挿しを予定しているなら各マザーボードの詳細を確認した上、Z77以上を選択。





ケース (ミニタワーなど)


317.jpg
TSUKUMO−ケースラインナップ

画像はTSUKUMOのケースラインナップ。

スリムタワーはその名の通りスマートで場所を取らないが、オススメしない
スリムタワーはその狭さ故に、中に熱がこもりやすいためPCの寿命を縮める可能性が高く、また比較的大きな性能の良いパーツを積んだり、後からパーツを増設することも出来ない。

ミニタワーミドルタワーより高さが低いが、設置スペース自体はあまり変わらない(それなりの場所を取ることに変わりはない)。
高性能なビデオカードやマザーボードなど、一部の大きなパーツはミニタワーでも入らない。

ミドルタワーよりもミニタワーの方が価格が安いが、高さがない分中のパーツはキツめに押し込んであり、空気の流れが悪く冷却性能は落ちる。
また将来的にパーツの増設スペースが足りない可能性もある。

高性能のビデオカードを積む予定がなく、予算を少しでも抑えたい場合はミニタワーも可。

ミドルタワーではTSUKUMOのAeroStreamCM 690 II Plusが高い冷却性能を誇り人気。





それでは、良いPCが組めますようにヾ(゚ω゚)ノ



@動作環境とパソコンスペックの確認
Aパソコン選びのポイント(基本編)
Bパソコン選びのポイント(OS編) 
Cパソコン選びのポイント(スペック編)
DBTOパソコンショップ紹介
イラスト制作に適したビデオカード−Gefo?Quadro?
お絵描き用パソコンのパーツの選び方、おすすめ構成・スペック ← 今はココ
絵・イラストを描くなら「デスクトップ」か「ノート」か「タブレット」か?


posted by うろ at 00:00 | Comment(3) | デジタルで描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちょうどPCの買い換えを検討していたので参考にさせて頂きます。
とても助かりました〜っっ(感謝)
Posted by 名無しの人 at 2013年06月26日 22:57
何をどう選べば良いのかさっぱりわからないので、とても参考になります。
見本から手を出してみたいと思います
Posted by at 2013年09月30日 14:48
初めてBTOパソコンを購入するのに、こちらの記事を参考に、
サイコムの「GZ2300Z87」のセットを選びました。
今のところ問題なくスムーズに動いており、大変満足しております。ありがとうございました!
ちなみに、使用用途は、CLIP STUDIO PAINTで漫画を描きながらの動画・音楽鑑賞です。
Posted by yuki at 2014年01月11日 16:54
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