昔から「好きこそ物の上手なれ」と言った言葉があるように、好きな事には熱中出来るので上達が早いです。
もし『今は絵を描く事が楽しくない。好きじゃない』という人は無理に描かずに、自分の好きなものを探してみてください。
アニメでも漫画でもイラストでも、雑誌の表紙や広告、自然の色遣い、何でもいいので『コレは良いな、素敵だな』というものを見つけてください。
そして『こういうものが描きたい、描いてみたい』と思った時ふつふつと湧いてくる情熱を絵にぶつけてみてください。
次に、とにかく好きなものを描きましょう。
絵が一瞬で上手くなると言う方法はありません。
どんなに才能がある人でも長い期間絵を描き続けているから上手いのです。
苦しい事や嫌いな事を長く続けるのは至難の業なので、最初は好きな絵を楽しんで描きましょう!
普段から好きなものを見つける事も大事です。
自分が魅力的に感じた絵、色遣い、TVに出ている女優さん俳優さんの雰囲気、場の空気、表情、スムーズな場面進行、映画の迫力ある画面の見せ方、本の世界感…、普段なんとなく好ましく思う事柄を意識して見る事で、その情報は頭の中にインプットされ絵・イラストを描く上で大きな武器になります。
そして自分がどんなものを描きたいかをハッキリさせましょう。
好きなものを意識して見ていくと、「リアル系」「カッコイイ系」「美しい系」「可愛い系」など自分の好みが把握出来てくるはずです。
一言「可愛い系」が好きと言っても「清楚な可愛い系」「元気な可愛い系」「守ってあげたい可愛い系」などなど、自分が一番魅かれるタイプがあると思います。
『これだ!』と思うものの魅力はあなたが十分分かっているので、それを描く時は自然と絵に気持ちを込める事が容易になり、突出して伸ばす事が出来るポイントになります。
絵の練習を続けるコツとして、上達した自分を褒めるのも大切です。
描いてみた絵が思い通りにならなくて『自分には才能が無い』と卑下するにはまだ早いです!
『何度描いても上手くならない、もう嫌だ』と投げ出したくなる事もありますが、描いた絵は捨てずに取って置いてください。
そしてしばらく練習を続けてください。
1週間、1カ月、3ヶ月続けて『やっぱり上手くならない』と思ったら、以前描いた絵を見てください。
正しい練習をしていれば必ず上手くなっているはずです。
周りが何と言おうと、あなたは以前より上手くなっています。
大いにニヤニヤしてください。 『やるじゃん!』と自分を褒めて認めてあげてください。
あなたはまだまだ伸びます。
確実に上手くなっている事を理解し、『ここをもっと上手く描きたい』『ここをもっとこうすれば良かった』と目標と改善点を見つけ、次の絵に挑戦してみてください。
完成形の大きな目標も大事ですが、技術を1つずつ習得するなど細かい目標を立てると楽しく練習を続ける事が出来ます。
続ければ続けるだけ絶対上手くなります!
上達する自分を感じながら、楽しく絵を描いていきましょう!
次は実際にどんな練習をすれば良いかについてです。
「絵が上手くなるには(実践@)」へ続く→
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