2012年08月25日

無料ペイントツール紹介

無料ソフト


GIMP
http://www.gimp.org/

フリーの高性能グラフィック編集ソフト。
レイヤー、画像の拡大縮小、切り抜き、パス、グラデーション、パターン、テキスト、回転、反転、マスク、様々なブラシ、色調補正、エフェクト、スクリプトなど、これ1本でほとんどの画像編集が行える。



AzPainter
http://hp.vector.co.jp/authors/VA033749/

使いやすさを重視した軽さが魅力のペイントソフト。デジタル初心者にオススメ。
線画に特化したAzDrawingや後継のAzPainter2も存在する。
AzPainter2ではPSDファイルの読み込み&保存が可能となり、筆圧感知にも対応。
Windows版の開発は2011/11/22 に終了しているが、DLは可能。



Pixia
http://www.pixia.jp/

筆圧感知、テキスト、レイヤー、グラデーション、トーン、マスク、ベジェ曲線、色調補正など様々な機能を有する高性能グラフィックツール。CMYKは扱えない。
有志によってフィルタやプラグインが作成、公開されており、現在もバージョンアップが行われている。



Artweaver
http://www.artweaver.de/home-en/

ドイツのアナログのような塗りが可能なペイントソフト。有志による日本語化パッチが存在。
AdobeのPainterに似ており、油絵風の厚塗りが得意で、ブラシの種類が豊富。
有料版のArtweaver PlusではPhotoshopと互換性のあるフィルターの読み込みやメニュー・ブラシ・フィルターのカスタマイズが可能。



ゆめいろえのぐ
http://kengolab.net/

絵の具で絵を描く感覚をリアルに味わう事が出来るアナログ風味なペイントソフト。
パレットで色を混ぜ合わせたり、筆に含ませる水分量を変えたり、引き伸ばして描くと筆の絵の具量が減りかすれてしまうなど、実際の水彩画のような書き味が楽しめる。


posted by うろ at 00:00 | Comment(0) | デジタルで描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年08月26日

有料ペイントツール紹介

有料ソフト


Photoshop
http://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html

世界最高峰のデジタル画像編集ソフトでプロの現場では必須と言って過言ではない。
対象を選択するだけで元々その場になかったように消したり、全く別の場所に移動させてみたり、画像の歪みをあっという間に正したり、自然に、魔法のようにずらしたオブジェクトの再構築やブレンドが行える。
もちろん様々なブラシやフィルタ、プラグインを使いハイクオリティなイラスト制作も可能。
同人誌制作など印刷までするのならPhotoshopがほぼ必須。
無償体験版は30日。



ペイントツールSAI
http://www.systemax.jp/ja/sai/

動作が軽く、ペイント機能に特化したソフトで手振れ補正機能や筆圧感知、美しい線画を可能とするベクター線を使ったペン入れレイヤー機能がある。
描き味も滑らかでPhotoshopに比べると安価であった為、初心者からプロのイラストレーターまで幅広い層の支持を得る。
しかし描き味特化でテキスト入力機能や図形ツールなどは存在しておらず、他の画像編集ソフトと併用するユーザーも多い。
WindowsOSのアップグレードに対応しきれず最新OS上では非推奨だが、動かないわけではない。
無料試用期間は31日。
それ以降編集データの保存と読み込みをするにはライセンス(5,250円)の購入が必要。



CLIP STUDIO PAINT
http://www.clipstudio.net/

SAIより少々処理が重いが、ペンカスタムの自由度はPhotoshopやSAIより上。
筆圧感知、手振れ補正は元より、細かい塗り残しを手早く塗り潰す機能や、パース・同心円・平行線・放射線定規も完備。
また3Dデッサン人形を下絵として活用出来、格子点を操作して画像を任意に変形させる事も可能。
漫画作成に必要なトーンやコマ割りなども完備し、使いこなせれば最高の多機能ソフト。
体験版は30日。
製品版PROはDL版が5,000円、月500円からのバリュー版、パッケージ版の8,925円(Tab-Mate Controllerプレゼント付き)。
漫画制作機能を強化した上位グレード版CLIP STUDIO PAINT EXのDL価格は22,000円。
CLIP STUDIOの価格をamazonで見る



openCanvas
http://www.portalgraphics.net/oc/

SAIにはないフィルタ機能(40種)やオリジナルのトーン制作機能、漫画のような集中線・スピード線がかける定規、簡単にパースが取れるグリッド付きパース定規、テキストツールがある。
アナログ風の描き味やペンのカスタマイズが魅力で、描いた手順を記録・再生する「イベント機能」を使い、メイキング動画の公開も可能。
他の人が描いたメイキングを「イラスト投稿サイト ポタグラ」でDLして見る事が出来る。
無料試用期間は30日(一部機能制限アリ)。 
正式版シリアルは5,800円



ArtRage
http://graphic.e-frontier.co.jp/artrage/

油彩の絵の具の盛り、混ざり合い加減、鉛筆のかすれ具合、キャンバスの湿らせ具合によってにじむ水彩ツールなど、リアルなアナログ塗りが可能。
インターフェイスも直感的で使いやすく分かりやすい。
下にお手本を置き、透かして好きな塗りをするだけで、自動でお手本の色を検出し再現してくれる機能もあるので、誰でも簡単に上手な絵を完成させる事が出来る。
現在最新版ArtRage3の体験版は存在しないが、販売終了しているArtRage2のフリー版は各DLサイトで入手可能。
価格はArtRage3Studioダウンロード版で3,900円
ArtRageの価格をamazonで見る



Painter
http://www.corel.jp/painter/
世界中のプロのアーティストやデザイナー、イラストレーターから熱い支持を集めるペイントソフトの最高峰。本物のアナログ絵と見紛うほどのアナログ再現率は他の追随を許さない。
豊富なブラシ種類があり、詳細なブラシカスタマイズが可能。
噴き付けた風の向きによって変化するキャンバスの凹凸に沿って流れる絵の具、乾かすタイミングなど、どこまでもアナログを再現・追及出来る、が、それ故使い慣れるまでは大変。
無料体験版は30日。
Painterの価格をamazonで見る






posted by うろ at 00:00 | Comment(0) | デジタルで描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年08月27日

PCで絵を描くのに必要な道具

アナログで絵を描く場合、道具代はもちろん絵の具などの画材は使えば使うほど減っていきますし、きちんとした作品にしようと思ったら紙やキャンバスにも気を使わないといけません。

絵の具は基本色だけ買って混色すればいろんな色が作れますが混色するとどうしても色が濁ってしまうので、発色の良い理想の色が欲しければまた別に理想の絵の具を探して買い足す必要があります。

何度も画材屋さんに足を運び技法や色を試すのはアナログで描く楽しみでもありますが、それにかかる労力や費用も馬鹿になりません。


パソコンを使ってデジタルで描く場合、決して安くない初期投資が必要ですが、有料・無料問わずお絵描きソフトの中に道具はほぼ全て揃っているので画材を探して揃える手間はいらず、道具の置き場所に困ったり面倒な片付けの時間も取りません。

また失敗してもやり直せる点はデジタルならではの強みです。





PCで絵を描くのに必要な道具は最低3点。

パソコン(モニター)
お絵描きソフト
ペンタブレット



パソコン

デジタルで描くならまずこれがないと始まりません。

最初からPCにインストールされている「ペイント」ぐらいならどんなPCでも動きますが、ちゃんとしたペイントツールでデジタル絵を描こうと思うと、ソフトを快適に動かす為にそれなりの性能が必要になってきます。
また描く絵の大きさによっても要求スペック(必要とされるPCの性能)が上がっていきます。
現在はそれなりのスペックのPCが大分安く手に入るようになってきました。

<お絵描き向けのパソコン選び>
<お絵描き用パソコンのパーツの選び方、おすすめ構成・スペック>


モニター

こだわるならそれなりのモニターも必要になってきます。

ノートパソコンや安物のモニターではどうしても色の再現性が低く、自分のモニターでは綺麗に見えるように描いたつもりでも、他のモニターで見ると色がどぎつすぎたり、くすんで見えたり、また青や赤が強過ぎたり、違う見え方になってしまいます。

正しい色のモニターで絵を描けるように、また目を大事にするためにもモニター選びは重要です。

<イラスト制作の命・モニター選び>
<オススメモニター>



お絵描きソフト

別途紹介したペイントツールを参考に、自分が気に入るもので良いと思います。
(紹介したツール以外にも様々なペイントツールが存在します。)

<無料ペイントツール紹介>
<有料ペイントツール紹介>

PhotoshopPainterはプロ志向でユーザー数も多く今後のバージョンアップも安泰ですが、とても高価です。
一般ユーザー向けに一部機能を制限した廉価版もあります。

有料でも無料でもなるべく使用ユーザーの多いソフトをオススメします。

ユーザーが多ければ技術教本や他のユーザーのメイキングも多く、参考にしやすいからです。

また開発が止まってしまったソフトの場合、PC本体のOSが進むとソフトがOSに対応せず動作しなくなる危険もあります。

折角使い慣れていくなら先のあるソフトが良いですよね。



ペンタブレット

マウスで描けない事もないですが、描きにくく筆圧調整など時間がかかりますし、普通に絵を描く感覚とさほど変わらないペンタブレットがあれば凄く便利です。

ペンタブレットには筆圧感知という機能があり、力の入れ具合で線の太さや色の濃淡が変わります。

35.jpg

左側がペンタブレット、右側がマウスです。

マウスの場合一定の太さ・一定の濃さ以外の線が引けませんが、ペンタブレットだと太さや濃淡、線のテクスチャまで自由自在に表情をつける事が出来ています。

あと通常マウスは右利き用なので左利きの人は更に描き辛いです・・・(私は左利き(´`;

マウスで細かい作業を気合を入れてやろうとすると肩凝りの原因にもなりますし、断然ペンタブレットをオススメします。

<自分に合ったペンタブレットを選ぼう>





最後に、PCで絵を描く時これだけは必ず気をつけてください。

データをこまめに保存する事。

いつソフトがフリーズして操作が利かなくなるか分かりません。
パソコンの電源が突然落ちるかもしれません。
パソコンが壊れて動かなくなるかもしれません。
雷で停電するかもしれません。
誰かがコードに足を引っ掛けるかもしれません。

その瞬間、保存していないデータは消し飛びます。
どれだけ時間をかけて頑張って描いたとしても保存していない部分は何も残りません。

デジタルの怖いところです。

こまめに保存を心がけ、大事な作品やデータなどはPCとは別にCDに焼くなりUSBメモリに保存するなどしてバックアップをとりましょう。


posted by うろ at 00:00 | Comment(3) | デジタルで描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年08月28日

自分に合ったペンタブレットを選ぼう

最近までペンタブレットと言えばWACOMでしたが、そこそこ評判の良いものが他社からも発売されるようになりました。

とはいえ、ソフトとの互換性も考えるとWACOM製品が安定していると思います。

2016年7月追記:期待していた他社ですが、どうやらイラストにも対応できる製品の販売は終了してしまったようです。

現在中国製ペンタブレットが話題になっていますが、説明書が全英語、電源コードが海外仕様、お絵描きソフトが公式に対応していない、耐久年数が不明などまだ不安要素が多いため、やはりWACOMをおすすめします。


性能&置き場所&お財布と相談で自分に合ったペンタブレットを選びましょう。


※ドライバーは同梱のものではなく、公式サイトの最新版をインストールしましょう。(ドライバーが古いものだと不具合が出る事がある)






WACOM


Intuos Smallベーシック



筆圧レベル:最高4096

サイズ:S

付属ソフト:【どちらか1つ】1CorelR PainterR Essentials™ 6(スケッチ)、2CorelR AfterShot™ 3(写真加工)


機能を絞った国内最大シェアWACOMの最安製品の新型。

筆圧レベルは旧型と比べて2倍の4096へ進化!

性能が他Intuosに劣ると言うわけではなく、高性能な付属ソフトやタッチ入力機能を削りシンプルさを追及したもの。

紙に描いているような描き心地でWACOMならではの筆圧機能もバッチリ。

とにかくペンタブレットで絵を描いてみたい、もしくは別にお絵描きソフトを用意するお絵描き初心者にオススメ。

USB接続。




Wacom Intuos Mediumワイヤレス



筆圧レベル:最高4096

サイズ:M

付属ソフト:【3つ全て利用可能】1CLIP STUDIO PAINT PRO 2年ライセンス(イラスト&マンガ)、2CorelR PainterR Essentials™ 6(スケッチ)、3CorelR AfterShot™ 3(写真加工)


サイズM、ワイヤレス、3種の付属ソフトで写真加工から漫画制作まで対応したモデル。

「Intuos Small」との違いはサイズと付属ソフトとカラーバリエーション。

カラーはブラック、ピスタチオグリーン、ベリーピンクの3種類。

接続はUSBとワイヤレスの2種類で、切り替え可能。

付属ソフト「CLIP STUDIO PAINT PRO」は非常に多機能で、現時点でイラストや漫画を描こうと思うなら最有力のオススメできるソフト。

ライセンスは2年で、期間終了後は「CLIP STUDIO PAINT DEBUT」として引き続き利用可能、優待価格(3,300円)で使用期限のない「PRO」へアップグレードすることも出来る。






Intuos Pro

 


筆圧レベル8192

サイズ:M、L


繊細な描写を可能にする世界最高峰のIntuosペンテクノロジーを詰め込んだプロユースな最新ペンタブレット。

Intuos ProのみLサイズが存在。

上記2種(Intuosシリーズ)のペンは「Wacom Pen 4K」、Pro(これ)は「Wacom Pro Pen 2」を採用しており、Intuosシリーズにはない±60レベルの傾き検知機能がある。

更に指で操作するマルチタッチ機能も有している。

接続はUSBとワイヤレスの2種類で、切り替え可能。




Cintiq Pro



筆圧レベル:8192

傾き検出:+/−60

サイズ:13〜24


ペンタブレットの場合モニターとタブレットの大きさが違う為思うように線を引けるようになるには慣れが必要だったが、液晶ペンタブレットの場合画面に直接描き込むので実際に描くのとなんら変わらず、画面操作もそのまま直感的に行う事が可能となった。

PCで絵を描く際のモニターによって色の見え方が違う問題も、AdobeRGBカラー87%(13)〜99%(24)の正確な色再現性でカバーする。

ストレスのない最高の環境を求める人へ。






MobileStudio Proシリーズ





筆圧レベル:8192

傾き検出:+/−60

サイズ:13.3型、15.6型


液晶ペンタブレットタブレットPCが一つになったwacom製品の最新版。

これ一つあればどこにいても絵を描くことができる。

MobileStudio ProWindows10搭載なのでPC用ペイントソフトが使用可能。

ハイスペックPCを1台買う以上のお値段だが、仕事用として持ち運びしたい人には一考の価値あり。

最安機種はSSD容量もメモリも心許ないのでおすすめしない。何不自由なく使いたいのであれば最上位機種になるがお値段は張る。

PCに繋げれば液晶ペンタブレットとして使用可能。

Pro16」は3D制作に特化したQuadroグラフィックスで、4K対応のUHD(3840 x 2160ドット)、15.6型。






筆圧レベル・・・ペンを押し付ける力加減によって色の濃淡が変化したり線の太さが変わる機能。

この数字が大きいほど段階分けが細かく、繊細な表現が出来る。(1024<2048)


傾き検出・・・エアブラシツールを使った場合実際にエアブラシを吹き付けたようにペンの先の方へ飛沫が飛んでいったり、ペンを動かす事でブラシの形も一緒に回転して細かいタッチの表現を可能とする機能。



タブレットの大きさについて

36.jpg


タブレットの四隅はモニターの四隅と同期しているので、タブレット側の入力画面の左端から右端までペンでなぞれば、PCモニター画面のカーソルも左端から右端まで動きます。


タブレットのサイズはモニターの大きさに近いものがいいと言われるのは、あまりに画面とタブレットの大きさに開きがあると画面と手元の表示のされ方に違和感が出て、理解して慣れるまで頭が混乱してしまう事と、ちょっとペンを動かしただけで画面側のカーソルがぶっ飛んでしまう事があるからです。


紙に描くなら(または液晶タブレット)見たままでいいのでそういうストレスはないんですけどね(´`;



しかしタブレットの画面が大きいと腕を大きく動かさないと広い範囲が描けないという点も。


入力画面が小さければ指先をちょっと動かすだけで広い範囲を描けるので、あまり大きなストロークで描かず、細かく指先だけで描く人には小さいタブレットの方がやりやすかったりします。


私はIntuosのSmallサイズ(入力画面A6相当)でPCモニターが21.5型ですが、拡大して描く事が多いので慣れてしまえば普通に使えます。


あと机の作業スペースの問題も・・・。


最初からなるだけストレス無くやりたいのならM以上の大きめサイズをオススメします。



追記】2015年から液晶ペンタブレット+EIZO FORIS 23.8インチを使っていますが、デュアルディスプレイになるので作業スペースが格段に広がり、紙に描くように画面を見ながら描けるので非常に快適です。(もう板(通常のタブレット)タブには戻れないぐらいに)

ただ液晶ペンタブレットはやはり値段がネックで、板タブより繊細なので丁寧に扱わなければいけません。

板タブに慣れているならそのままで何の問題もありません。









posted by うろ at 00:00 | Comment(1) | デジタルで描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2012年08月30日

動作環境とパソコンスペックの確認

お絵描き向けのパソコン選び

@動作環境とパソコンスペックの確認 ← 今はココ
Aパソコン選びのポイント(基本編)
Bパソコン選びのポイント(OS編)
Cパソコン選びのポイント(スペック編)
DBTOパソコンショップ紹介
イラスト制作に適したビデオカード−Gefo?Quadro?
お絵描き用パソコンのパーツの選び方、おすすめ構成・スペック
絵・イラストを描くなら「デスクトップ」か「ノート」か「タブレット」か?





動作環境について


お絵描きソフトを快適に動かす為にはPC(パソコン)もそれなりのスペック(性能)が必要になってきます。


例えばPhotoshopの最新版(12/08/30現在)Photoshop CS6 Extendedの必要システム構成は、


Windows

•インテルレジスタードマーク Pentiumレジスタードマーク 4またはAMD Athlonレジスタードマーク 64プロセッサー
•Microsoftレジスタードマーク Windowsレジスタードマーク XP(Service Pack 3)日本語版、Windows 7(Service Pack 1)日本語版
•1GB以上のRAM
•3.5GB以上の空き容量のあるハードディスク
•1,024x768以上の画面解像度をサポートするディスプレイ(1,280x800以上を推奨)
および512MB以上のVRAMを搭載した16-bitのカラー表示が可能なグラフィックカード
•OpenGL 2.0対応のシステム
•DVD-ROMドライブ



いきなり意味不明の文字の羅列に混乱してしまうかもしれませんが、お絵描きソフトなどのアプリケーション(ソフト)にはそれぞれ必要動作環境というものがあり、それを満たしたPCでないと動く保証は出来ませんよ、と明記してあるのです。


他のソフトの動作環境

Painter 12
 → http://www.corel.com/corel/product/index.jsp?pid=prod4030123&cid=catalog3560067&segid=2100100&storeKey=jp&languageCode=ja#tab7
SAI → http://www.systemax.jp/ja/sai/
CLIP STUDIO PAINT → http://www.clipstudio.net/paint/system
openCanvas → http://www.portalgraphics.net/oc/download/
GIMP → http://www.gimp.org/docs/userfaq.html#System





自分のパソコンのスペックを確認する方法


現在の自分のパソコンのスペックを確認してみましょう。


左下「スタートボタン」をクリック

コンピュータ」をクリック

プロパティ」をクリック

システムのプロパティ

37.jpg

これでOSCPUメモリはすぐ分かります。



CPUとは・・・簡単に言えばPCの頭脳。様々な命令を受け取り、計算・制御を行っています。
CPUの性能が良いほどPCの処理能力が上がり、動作が速くなります。

メモリとは・・・PC操作中のデータを一時的に保存しておく場所。容量が多いほどたくさんのソフトを快適に動かす事が出来る。
お絵描きソフトはメモリをたくさん食います。途中でメモリが足りなくなるとそれ以上編集出来なくなったりします。



OS(オペレーティングシステム)とは・・・WindowsやMacなどの全ての基本となるソフトウェアをOSと呼ぶ。

ハードウェアとは・・・パソコン本体(中にあるパーツ含め)やキーボード、ディスプレイ、プリンターなどの周辺機器の事。機械設備。


38.jpg

簡単なイメージで描くとこんな感じです。

OSの上にPhotoshopやミュージックプレイヤーなどのアプリケーションソフトが乗って動作しています。
アプリケーションだけで動かす事は出来ません。

OSはハードウェアとアプリケーションの管理・仲介の役割をしていて、私達がアプリケーションを操作出来るのもOSのおかげなのです。



またもっと詳細なスペックを知る為には

左下の「スタート」をクリック

「全てのプログラム」の下の「プログラムとファイルの検索

入力ボックスに「dxdiag」と入力

Enter」を押す

39.jpg

DirectX 診断ツールで表示された「ディスプレイ」タブの「チップの種類」を見ると、何のグラフィックボードを使っているか見る事が出来ます。

グラフィックボード(ビデオカード)があるとないとでは描画速度や3D性能に違いが出てきます。

グラボ(グラフィックボード)を積んでいないものはオンボード機能で画面を表示しています。

3Dゲームをやる場合は高性能のグラボが必須ですが、ネットサーフィンやイラストを描くだけなら必ずしも必要というわけではありません。

しかし最近は3Dまでサポートしたペイントツールも出てきていて、グラボの有無を動作環境に掲げているところもあるので、使う予定のソフト次第ではグラボを積んでいた方が良いと思われます。



@動作環境とパソコンスペックの確認 ← 今はココ
Aパソコン選びのポイント(基本編)
Bパソコン選びのポイント(OS編)
Cパソコン選びのポイント(スペック編)
DBTOパソコンショップ紹介
イラスト制作に適したビデオカード−Gefo?Quadro?
お絵描き用パソコンのパーツの選び方、おすすめ構成・スペック
絵・イラストを描くなら「デスクトップ」か「ノート」か「タブレット」か?


posted by うろ at 00:00 | Comment(0) | デジタルで描く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。