2012年09月25日

知らなきゃ性能二分の一!?WACOMペンタブレットの罠

ペンタブ最大手ワコム

その中でもプロ志向なintuosはやはり描き味が他とは違う!

筆圧レベルだって傾き検出だって読取速度だって高性能な数値がずらり!


・・・と、高スペックに満足して今まで使っていたのに、実はそのスペックの半分しか使っていなかったとしたら、勿体無いですよね。



WACOMペンタブレットでなめらかな線が上手く描けないと言う人、今現在使っていて不自由を感じていないけれど性能を最大限引き出したい人はこちらを試してみてください。

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スタートボタン→「すべてのプログラム」→「ワコム タブレット」→「ワコム タブレットのプロパティ」を開き、一番上の「タブレット」アイコンをダブルクリック。

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タブレットモードは初期設定で「標準モード」になっています。

そこをクリックし「文字認識」モードに切り替えてください。

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文字認識モードにする事で、製品仕様表に書いてある読取速度を表通りの最高値まで引き出す事が可能です。


標準モード」と「文字認識モード」の違いは比べてみると一目瞭然。

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線がカクカクしてうまく描けない!と言う現象の原因はコレの可能性が高いです。

文字認識モードにする事で読取速度が2倍になり、素早く描画してもその軌跡をちゃんと拾ってくれるようになるのです。

普段からゆっくり描いている人はあまり違いを感じられないかもしれません。



intuos5のマニュアルにはこういった記述があります。

Intuos5シリーズは、ほとんどのソフトウェアで最適なパフォーマンスでお使いいただけます。
ただし、手書き認識ソフトの中には、一般的なソフトウェアよりも高いデータ転送速度を必要とするものがありますので、お使いの環境によってはコンピュータのパフォーマンスが低下する場合があります。
ご使用の手書き認識ソフトウェアの動作が十分ではない場合、タブレットのモードを標準から認識モードに変更してください。






文字認識モードにすると最大速度が出る代わりに標準モードより多少パソコンに負荷がかかります。

ただしお絵描きソフトを快適に動かせるスペックのパソコンなら気にするほどではないので、余裕があれば文字認識モードにしておいて損は無いと思います。



「筆圧レベル2048」ペンタブレットを使っている場合はこちらもチェック!

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・タブレットのプロパティ下部にある「オプション」をクリック
・「オプション」下部にある「筆圧レベルの互換性」が初期では1024レベルに制限されているので、チェックを外す

対応したソフトを使用していればこれで「筆圧2048レベル」になります。



初期設定で性能を抑えてある理由は、低スペックパソコンの人でも最初からペンタブが動くように配慮してあるからでしょうね。

しかしもっと気付きやすいように表記して欲しいものです(´`;


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2012年09月26日

【Win7】ペンタブ「もたつき解消」

このサイトではWindowsXPに代わるOSとしてWindows7をオススメしました。

<お絵描き向けのパソコン選び−Bパソコン選びのポイント(OS編)>


しかしWindows7が全てにおいてWindowsXPに勝っているかというとそうではなく、ペンタブレットの使用において不具合も確認されています。

Vista以降のWindowsに標準でタブレット機能がつくようになったおかげで、内蔵されているWin標準タブレット機能WACOMのタブレットドライバがぶつかり合い、ペンタブレットが正常に動作しないという、PCで絵を描く人には大変困った問題が起こるのです。


しかしその問題の解決法はいくつかあるので心配しなくても大丈夫です。

XPはサポート期限が2014年で切れるので、セキュリティの面からもWin7をオススメします。





問題1 : 重い・レスポンスが悪い・引っかかる



解決法その1 : プレス アンド ホールド機能を切る


@スタートボタンを押す。

A「コントロールパネル」を開く。

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B「ハードウェアとサウンド」をクリック。

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Cペンとタッチの「タブレットペンの設定の変更」をクリック。

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D「プレスアンドホールド」を選択し、「設定」をクリック。

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E「プレスアンドホールドを右クリックとして認識する」のチェックを外し、「OK」を押す。



解決法その2 : フリック機能を切る


@上記の@〜Cまでを実行し、「ペンとタッチ」ウインドウを開く。

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A「フリック」タブを選んで開き、「フリックを使用してよく実行する操作を素早く簡単に行う」のチェックを外す

B「適用」を押して「OK」。



解決法その3 : Tablet PC コンポーネントを切る


@スタートボタンを押して、「コントロールパネル」を開く。

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A「プログラム」をクリック。

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B「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック。

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C「Tablet PC コンポーネント」のチェックを外してOK」を押す。

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D『これらの変更を適用するにはコンピューターを再起動する必要があります。』と出たらパソコンを再起動させ、変更を適用する。

※Tablet PC コンポーネントを切るとTablet PC 入力パネルは使えなくなります。



【Win7】ペンタブ「波紋を消す」」へ続く→


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2012年09月28日

【Win7】ペンタブ「波紋を消す」

【Win7】ペンタブ「もたつき解消」」の続きです。



問題2 : 波紋が邪魔!
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クリックした時に出てくるこういうもの↑



解決法その1 : Tablet PC Input Serviceを停止する

※この方法は全てのサービスを停止する為、モニターのタッチ機能もなくなります。
停止したくない場合は「解決法その2」を試してください。



@スタートボタンを押して、「コントロールパネル」を開く。

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A「システムとセキュリティ」をクリック。

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B「管理ツール」をクリック。

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C「サービス」をダブルクリック。

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D一覧から「Tablet PC Input Service」を探し、ダブルクリック。

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Eスタートアップの種類→「無効」を選び、サービスの状態→「停止」をクリック。

F「適用」を押して、「OK」。



これで邪魔な波紋は消えるはずです。

(Tablet PC Input Serviceを再開したい場合は、スタートアップの種類が「無効」になっていると出来ないので、一旦「自動」を選び「適用」、のち、「開始」ボタンを押してください。)



もしまだ波紋が消えていなかったり、TabletPCサービスを停止せずに波紋だけ消したい場合は、


解決法その2 : ペンのフィードバック機能を切る

ペンのフィードバック機能とは、ペン操作にともなった波紋などのエフェクトを表示する機能の事です。

※この方法はWindows 7 Home Premiumでは出来ません。 (管理人はWindows 7 Home Premium(´・ω.`)

Windows 7 Home Premiumの人は後述。


@スタートを押し、「プログラムとファイルの検索」欄に「gpedit.msc」と入力。

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A検索された「gpedit.msc」をクリックして「ローカルグループポリシーエディター」を起動する。

B左側フォルダツリーを「ローカル コンピューター ポリシー」→「ユーザーの構成」→「管理用テンプレート」→「Windows コンポーネント」→Tablet PC」→「カーソル」とクリックする。

C「カーソル」の「ペンのフィードバックをオフにする」を選び、「ポリシー設定の編集」をクリック。

D「有効」を選び、「OK」を押す。





Windows 7 Home Premiumでは「gpedit.msc」を検索しても何も出ない為、通常は上記の方法がとれませんが、


Windows7でペンタブの波紋を消したいけどHome Premiumだからgpedit.mscとやらが使えない方に。 (優しくってチカラ餅(サクラ餅なう)− chikaramoche様)


こちらのサイトで紹介されている海外のツールを使うか、サイトの管理人であるchikaramoche様が作ってくださった"難しい操作をしなくても1発で波紋が出ないように設定してくれるファイル「PenFeedbackOff.zip」"を使えば、Windows 7 Home Premiumでも設定可能になります。


使い方はとっても簡単で、

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@chikaramoche様のサイトのこちらのページの「⇒ダウンロード(PenFeedbackOff.zip)」をクリック。

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A左上のダウンロード→「直接ダウンロード」をクリック、対象をデスクトップなどの分かりやすい場所に一旦保存する。

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BDLしてきたPenFeedbackOff.zipを右クリックし、「解凍」。(解凍場所はどこでもOK)

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C解凍したPenFeedbackOff.regファイルをダブルクリックし、表示された警告ウインドウで「はい」を押す。

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Dペンのフィードバック機能をOFFにするレジストリが追加されたのを確認し、「OK」を押す。

EWindowsの再起動をして完了。



自分で直接レジストリを弄らなくても、PenFeedbackOff.zipを使えば波紋が出ないように自動で設定してくれるのでとても便利です。

紹介の許可を下さったchikaramoche様ありがとうございました!





そこまでしてもまだ波紋が消えないのなら、

最終手段 : Wacom Virtual Hid Driverを切る


@スタート→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」を開く。

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A「システム」をクリック。

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B左側の「デバイスマネージャー」をクリック。

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C「ヒューマン インターフェイス デバイス」をクリック、開いた一覧から「Wacom Virtual Hid Driver」を探し右クリック→「プロパティ」をクリック。

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D開いたプロパティ上部の「ドライバー」を選び、「無効」をクリック。

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E「はい」を押して、パソコンを再起動





大半の場合は「解決法その1 : Tablet PC Input Serviceを停止する」でクリア出来ると思いますが、TabletPCサービスを停止したくない場合は「解決法その2 : ペンのフィードバック機能を切る」を。

それでも波紋が消えない場合のみ「最終手段 : Wacom Virtual Hid Driverを切る」を実践して下さい。

大きな不具合が起きたという話は目に付きませんが、WACOMのペンタブ側の機能を無効にしてしまう為何かしらのトラブルが起きる可能性があります。

またレジストリをいじる場合は間違って別のところを触らないように注意してください。



参考
・「Windows 7でペンタブレットを使ってお絵かきする時のレスポンスを改善する」 (投げっぱなし日記 様)
・「Windows7でペンタブの波紋を消したいけどHome Premiumだからgpedit.mscとやらが使えない方に。」 (優しくってチカラ餅(サクラ餅なう) 様)
・「【ペンタブレット+Windows7で上手くかけない場合】」 (WACOM公式)


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2012年10月12日

【SAI】「筆圧を感知しない!」の対処法

SAI筆圧感知が効かない原因は、

SAI側の設定
ペンタブレットのドライバがうまく認識されていない

がほとんどだと思います。

(ペンタブレット自体の故障の場合は製品サポートへ問い合わせてください。)





SAI側の設定で直す


ペンタブレット自体に問題がなくても何故か線に強弱が出ない場合、SAIを使い始めたばかりの頃に見落としがちな設定があります。

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「鉛筆やマーカーが入っているツールパレット」と「ブラシの大きさを選択するパレット」の間に筆圧に関する項目があります。

もし見当たらない場合は、「ブラシの太さを選択するパレット」の上の「+詳細設定」の「」を押せば出てきます。


そこでサイズにチェックを入れてください。(画像の@)

サイズ」にチェックが入ると、筆圧の加減でブラシサイズが変化するようになります。

サイズ」左の「濃度」は、チェックを入れると筆圧の加減で色の濃度が変化するようになります。

混色」は、筆圧の加減で色の混ざり合い具合が変化するようになります。



それから画像のA最小サイズの数値を変更します。

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デフォルトでは最小の太さが100%になっているのでいくら力を抜いても線は細くなりません。

この数値が0%に近いほど線の強弱がつけやすくなるので、通常は0%でOKです。

最小サイズ」項目が暗くなって選べない場合は、先に「サイズ」にチェックを入れて筆圧設定をONにしてください。





ペンタブレットのドライバを正しく認識させる


SAI側の設定をしても筆圧感知出来ない場合は、ペンタブレットのドライバが正しく認識されていない可能性があります。


前回は普通に使えていたのに次の日パソコンをつけたらペンタブが動かなくなった

そういう場合は一旦ペンタブのコード(USB)をパソコンから抜き、SAIを閉じます。

SAIを起動し直してペンタブを差し込み、認識音(べぼんっ)がすればOK。

(認識しない場合はペンタブを抜いた状態でPCを再起動し、PC起動後SAIを立ち上げ、ペンタブを差し込んでください。)





それでもペンタブがうまく動かない場合はWACOMのタブレットサービスを再起動します。


まずSAIを一旦閉じます。


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コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「管理ツール」を選び、クリック。


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サービス」をダブルクリック。


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TabletServiceWacom」を探し、クリック。

左上の「サービスを再起動」をクリックでドライバの再起動が完了。

(Bambooの場合は「TabletServiceWacom」がなければ「TabletServicePen」を再起動。
新Bambooの場合は「TabletServicePen」と「WTouch Service」を再起動。
)





SAI公式ではタブレット設定ファイルユーティリティによる削除方法が公開されています。

http://www.systemax.jp/ja/sai/faq_tablet.html#


また複数のタブレットを認識させた場合、筆圧感知が利かなくなったりペンタブを認識しなくなるなどのトラブルが起こります。

別のタブレットを認識させたい場合は、一旦「TabletService」を停止して「tablet.dat」を削除、その後「TabletService」を再開して、別のタブレットを認識させてください。



Windows7関連のペンタブレット不具合はこちらをご覧ください↓

【Win7】ペンタブ「もたつき解消」
【Win7】ペンタブ「波紋を消す」


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2012年11月21日

フラクタルで遊ぼう!(Apophysis 7x)

「フラクタル」は、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロ が導入した幾何学の概念。図形の部分と全体が自己相似になっているものなどをいう。(Wikipedia)


・・・なんて言われても何の事やらなので、簡単に言うととっても複雑な図形の事です。

自分で描こうと思ったら途方も無いですが、フリーソフト「Apophysis 7x」を使えば簡単にフラクタル画像を作る事が出来ます。

(参考google画像検索)


参考画像のようなものは難しいですが、自動生成されたランダムフラクタルでも充分面白いものが出来ます。

Apophysis 7xはインストール不要なので、まずはDLして使ってみましょう。





Apophysis 7xのDL


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Apophysis 7xの公式サイト(http://apophysis.xyrus-worx.org/)にアクセスし、左上の「GET IT」をクリックします。


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自分が使っているPCのOSに合ったものをDLします。

Windowsなら画像矢印部分の「EXECUTABLE (ZIP-ARCHIVE)」をクリック。

POPしたウインドウの「保存」を選び、デスクトップなど分かりやすい場所に一旦保存します。


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DLしてきたZIPファイルを右クリック→「出力先を指定して解凍」で、あらかじめ作成しておいたApophysis 7xを置くフォルダに解凍します。


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Apophysis 7xを解凍したフォルダを開き、「binaries」→「Bin」の中にある「Apophysis7X.exe」をダブルクリックすれば起動します。





お気に入りをレンダリングしてみよう


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Apophysis7X.exe」をダブルクリックして起動した画面です。

左側にたくさんのサムネイルがあるので、クリックして見てみてください。

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これらはランダムに生成された画像ですが、この状態でも綺麗なものや面白いものがあったりします。


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気に入った画像を見つけたら左上の歯車アイコン「Render flame...」をクリック。


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上部の「Destination」が保存場所です。

変更する場合は右上のフォルダアイコンをクリックし、保存場所を決めてから画像に名前をつけて保存します。


Start」を押せば画像のレンダリングが始まります。


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レンダリング中・・・

画像のクオリティを上げるとマシンスペックが必要になってきます。

今回はデフォルト設定なので大分軽いはずです。


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レンダリング終了。

Close」を押して閉じます。


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Apophysis 7xの画面上ではバックが真っ黒で見えていたと思いますが、


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Apophysis 7xではデフォルトで「.png」保存になっているので背景が透過されます

背景が透過されているので、別の画像編集ソフトで背景を好きな色に塗り潰したり、そのままイラストに重ねてテクスチャにしたり、自由に使えます。



使用例

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透明水彩で描いたイラストの上にApophysis 7xで作った画像をオーバーレイで重ね、部分部分消しゴムで消したりクリッピングで色を乗せたりしたもの。

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あっさり描いたイラストでもテクスチャを乗せると情報量が多く見えたり。


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背景に炎っぽいフラクタル画像を配置してみたり。


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ゴールドっぽい色を選んで金箔のように使ったり(元は花柄のようなフラクタル画像)。





もちろんしっかり作るとフラクタル画像自体が美しい作品になります。

とりあえず今回は基本的な使い方と、ランダム画像を使ったイラストの使用例でした。



ところで皆様は年賀状の準備は進んでいますか。

あと1カ月しかないのでそろそろ年賀状のイラスト作成に取り掛かろうかと思います(´`;


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