絵の具は基本色だけ買って混色すればいろんな色が作れますが混色するとどうしても色が濁ってしまうので、発色の良い理想の色が欲しければまた別に理想の絵の具を探して買い足す必要があります。
何度も画材屋さんに足を運び技法や色を試すのはアナログで描く楽しみでもありますが、それにかかる労力や費用も馬鹿になりません。
パソコンを使ってデジタルで描く場合、決して安くない初期投資が必要ですが、有料・無料問わずお絵描きソフトの中に道具はほぼ全て揃っているので画材を探して揃える手間はいらず、道具の置き場所に困ったり面倒な片付けの時間も取りません。
また失敗してもやり直せる点はデジタルならではの強みです。
PCで絵を描くのに必要な道具は最低3点。
・パソコン(モニター)
・お絵描きソフト
・ペンタブレット
【パソコン】
デジタルで描くならまずこれがないと始まりません。
最初からPCにインストールされている「ペイント」ぐらいならどんなPCでも動きますが、ちゃんとしたペイントツールでデジタル絵を描こうと思うと、ソフトを快適に動かす為にそれなりの性能が必要になってきます。
また描く絵の大きさによっても要求スペック(必要とされるPCの性能)が上がっていきます。
現在はそれなりのスペックのPCが大分安く手に入るようになってきました。
<お絵描き向けのパソコン選び>
<お絵描き用パソコンのパーツの選び方、おすすめ構成・スペック>
【モニター】
こだわるならそれなりのモニターも必要になってきます。
ノートパソコンや安物のモニターではどうしても色の再現性が低く、自分のモニターでは綺麗に見えるように描いたつもりでも、他のモニターで見ると色がどぎつすぎたり、くすんで見えたり、また青や赤が強過ぎたり、違う見え方になってしまいます。
正しい色のモニターで絵を描けるように、また目を大事にするためにもモニター選びは重要です。
<イラスト制作の命・モニター選び>
<オススメモニター>
【お絵描きソフト】
別途紹介したペイントツールを参考に、自分が気に入るもので良いと思います。
(紹介したツール以外にも様々なペイントツールが存在します。)
<無料ペイントツール紹介>
<有料ペイントツール紹介>
PhotoshopやPainterはプロ志向でユーザー数も多く今後のバージョンアップも安泰ですが、とても高価です。
一般ユーザー向けに一部機能を制限した廉価版もあります。
有料でも無料でもなるべく使用ユーザーの多いソフトをオススメします。
ユーザーが多ければ技術教本や他のユーザーのメイキングも多く、参考にしやすいからです。
また開発が止まってしまったソフトの場合、PC本体のOSが進むとソフトがOSに対応せず動作しなくなる危険もあります。
折角使い慣れていくなら先のあるソフトが良いですよね。
【ペンタブレット】
マウスで描けない事もないですが、描きにくく筆圧調整など時間がかかりますし、普通に絵を描く感覚とさほど変わらないペンタブレットがあれば凄く便利です。
ペンタブレットには筆圧感知という機能があり、力の入れ具合で線の太さや色の濃淡が変わります。
左側がペンタブレット、右側がマウスです。
マウスの場合一定の太さ・一定の濃さ以外の線が引けませんが、ペンタブレットだと太さや濃淡、線のテクスチャまで自由自在に表情をつける事が出来ています。
あと通常マウスは右利き用なので左利きの人は更に描き辛いです・・・(私は左利き(´`;
マウスで細かい作業を気合を入れてやろうとすると肩凝りの原因にもなりますし、断然ペンタブレットをオススメします。
<自分に合ったペンタブレットを選ぼう>
最後に、PCで絵を描く時これだけは必ず気をつけてください。
データをこまめに保存する事。
いつソフトがフリーズして操作が利かなくなるか分かりません。
パソコンの電源が突然落ちるかもしれません。
パソコンが壊れて動かなくなるかもしれません。
雷で停電するかもしれません。
誰かがコードに足を引っ掛けるかもしれません。
その瞬間、保存していないデータは消し飛びます。
どれだけ時間をかけて頑張って描いたとしても保存していない部分は何も残りません。
デジタルの怖いところです。
こまめに保存を心がけ、大事な作品やデータなどはPCとは別にCDに焼くなりUSBメモリに保存するなどしてバックアップをとりましょう。

